Forth on the Daydream

ベンチは豊かさの象徴かもしれないななんて思ったりして

100年以上も昔々のこと、アメリカのフロリダ州西海岸にあるセント・ピーターズバーグには、なんと7000もの緑色のベンチがあったそうだ。誰にでも開かれた場所で誰でも受け入れられる場所…そんなある意味理想のような場所がかつては存在していたのだ。

花火 若者のすべて

花火だ。ふとある言葉が浮かんでくる。兄さんが死んだので、私たちは幸福になりました。そしてこの曲が少し遅れて頭の中で流れだす。ないかな ないよな きっとね いないよ 会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ。妄想が現実になる可能性を残せ。

8月8日は風の歌を聴け記念日 夢の不在に再会する

毎年8月8日がやってくると読みたくなる本がある。それが村上春樹最初の作品である『風の歌を聴け』だ。描かれている世界は存在理由を失ってしまった僕の内側を巡るトリップ。ビーチ・ボーイズのCalifornia Girlsが流れるのには理由がある。

夏なんです

熱中症危険性が極めて高い気象状況が予測されていますとアラート。それでもボクはその世界へと自転車で飛び出す。ギンギンギラギラの太陽にホーシーツクツクの蝉の声、モンモンモコモコの入道雲。はっぴいえんどの夏なんですが頭の中でぐるぐると鳴り始める。

Forth on the Daydream Overture

Forth on the Daydreamとは、ボリス・ヴィアンの1947年の小説L'Écume des joursからきている。 日々の泡とか、うたかたの日々という感じか。 ただ内容は、全く小説とは関係ない。 ただ今まであちこちに書き殴った殆ど意味のない文章...