イケてる言葉たち
慣れてまあいいやと思うことは別に甘いとは限らないんだと思うけどな
たまには『まあいいや』と甘やかすことは悪くない。それは向日葵でも何でも良いんだけれど、『まあいいや』になるものを幾つか自分の中に持っていると随分楽に過ごせたりする。そして、良い意味で慣れて以前はどうだこうだと懐かしむ前に先に進むのもありだ。
オレたちはみんなドブの中にいる
We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.とはオスカー・ワイルドの言葉。オレたちはみんなドブの中にいる。でも、中には星を眺めている奴らだっているんだ。
虹を見たいのなら上を向いていることだ
『You’ll never find a rainbow if you’re looking down.』はチャップリンが言ったことになっている名言。Rainbow といえば思い出すのがエヴァ・キャシディ『Over The Rainbow』。
勇気と冷静さと賢さと~ニーバーの祈り~Let It Be
神よわれらに与えたまえ、変えられるものを変えるだけの勇気を、変えられないものを受けいれるだけの冷静さを。そして変えられるものと変えられないものとを見分ける賢さを。とは神学者ラインホルド・ニーバーが1943年教会でお説教したとされる祈りの言葉。
チョコレートって実は偉大だったりするのだ
本当に必要なのは愛だけどたまにはチョコレートも悪くないわね。チョコレートはセラピーよりも安いし予約の必要もない。チョコレートが愛の代わりになるわけではない。愛はチョコレートの代わり。チョコレートは男よりも遥かに信頼できるという現実を見よう。
感じる感じ方は「おや、すてきだぞ」か「あれ、ひどいな」の二通りしかない。
わたしが詩を読む時、感じる感じ方は「おや、すてきだぞ」か「あれ、ひどいな」の二通りしかない。他には、ない。これは高橋源一郎氏のデビュー作『さようならギャングたち』の一節。ボクも何かを見たり読んだり聴いたりする時は同じように、二通りしかない。
誘惑から自由になるたったひとつの方法はそれに屈することだ
オスカー・ワイルド唯一の長編『ドリアン・グレイの肖像』の中のフレーズ。The only way to get rid of a temptation is to yield to it.誘惑から自由になるたったひとつの方法はそれに屈することだ。
誘惑なしに魂の成長はない。
Without temptation the soul cannot grow.誘惑なしに魂の成長はない。このジェームズ・アレンの言葉がそのままの意味ならボクは大賛成である。誘惑を遠ざけるということは思考停止、想像力に乏しい魂をつくるからだ。
誘惑には屈する方がいい、もう二度と訪れないかもしれないから。
Yield to temptation. It may not pass your way again.…誘惑には屈する方がいい。もう二度と訪れないかもしれないから。確かにその誘惑が二度と訪れないのならみすみす逃してしまうのは少し勿体ない。
何でもないことだけを考えよう、風のことを考えよう。
Think of nothing things, think of wind.何でもないことだけを考えよう、風のことを考えよう。でお閉じ籠ってあれこれ考えているよりも、