村上春樹音楽-シドニーのグリーン・ストリート-ホワイト・クリスマス…おまけ

ホワイト・クリスマス

アーヴィング・バーリン

もちろん『White Christmas』をつくったのは、
アーヴィング・バーリンだ。

彼は実のところ楽譜を読むことも書くことも出来ず、
下手なピアノでメロディを奏でることしか出来なかったらしい。

なので音楽秘書がついていて、
彼は基本的に鼻歌を歌い言葉を書き取らせるのだ。

そして彼はユダヤ教徒だったけれど、
キリスト教のクリスマスの名曲を創作したわけだね。

本人曰く、
『アメリカ人として書いた』からだそうだ。

この曲はビング・クロスビーとフレッド・アステア主演、
1942年の映画『Holiday Inn(スイング・ホテル)』の劇中歌でアカデミー歌曲賞を受賞している。

最初にレコーディングされたのは1942年のことだったが、
僅か20分弱で終わったらしい。

案外そういうものなんだろうね。

アーヴィング・バーリンは1888年生まれで、
亡くなったのは1989年と101歳の大往生。

ただ1962年に作詞・作曲活動からは、
早々と引退してしまったんだよね。

理由は1950年代以降のロックンロールの人気に違和感を覚えたからということらしいが、
実際のところはどうなんだろう?

この曲をカバーしているアーティストは沢山いるけど、
もしかするととても違和感を感じるカバーが沢山あったのかもしれない。

Otis Redding–White Christmas

そんなわけで、
これをアーヴィング・バーリンが気に入ったかどうかは別にしてオーティス・レディングのカバーを聴こう。

ボクはわざわざビング・クロスビーの『White Christmas』は聴くことはまずないけれど、
これは発見してからというものの(発見という言葉がとてもしっくりとくる)ずっと聴いている。

それは何もクリスマスの頃とは限らず、
1年中聴くクリスマス・ソングの1つなのだ。

1968年にシングルでリリース(ちなみにB面は『Merry Christmas Baby』でこちらも悪くない)されて、
同じ年のクリスマス・アルバム『Soul Christmas』に収録されている。

もちろんオリジナルとは随分と違うけれど、
よくぞこんなふうに仕上げたものだと本当に感心する素晴らしい出来栄えだ。

Eric Clapton-White Christmas

他に『White Christmas』のカバーでたまに聴くのは最近だとこれくらいかな。

エリック・クラプトン、
2018年のクリスマス・アルバム『Happy Xmas』から。

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