エリーザベト・シュヴァルツコップの『R.シュトラウス』

エリーザベト・シュヴァルツコップ

Four Last Songs & Five Other Songs with Orchestra

さて、
村上春樹作品『古くて素敵なクラシック・レコードたち』。

今回は、
裏表紙を飾るレコード9枚の中から1枚。

先ずは、
1番上の左のレコード・ジャケット。

ここに写る女性は、
エリーザベト・シュヴァルツコップだね。

デイム・オルガ・マリア・エリーザベト・フリーデリケ・レッグ=シュヴァルツコップ、
Dame Olga Maria Elisabeth Friederike Legge-Schwarzkopf。

DBEと表記されることもある、
20世紀後半を代表するソプラノ歌手。

このアルバムは、
『Richard Straus Four Last Songs & Five Other Songs with Orchestra』。

1965年にレコーディングされて、
1966年にリリースされた大名盤。

A1 Vier Letzte Lieder-Frühling
A2 Vier Letzte Lieder-September
A3 Vier Letzte Lieder-Beim Schlafenhegen
A4 Vier Letzte Lieder-Im Abendrot
B5 Muttertändelei, Op. 43, No. 2
B6 Waldseligkeit, Op. 49, No. 1
B7 Zueignung, Op. 10, No. 1
B8 Freundliche Vision, Op. 48, No. 1
B9 Die Heiligen Drei Könige, Op. 56, No. 6

ジョージ・セル指揮、
ベルリン放送響が伴奏なんだけどこれがまた見事なのだ。

もちろんDBEの歌声は感動的で、
いつ聴いても何回聴いても飽きることがない素晴らしさ。

たまにはこういった音を聴くのも、耳も心も洗われる感じがして悪くない。

そんなアルバムのA面には、
リヒャルト・ストラウスの『4つの最後の歌(Vier letzte Lieder)』が入っている。

『4つの最後の歌』とは、
『春(Frühling)』・『九月(September)』・『眠りにつくとき(Beim Schlafengehen)』・『夕映えの中で(Im Abendrot)』。

死の前年、
R.シュトラウスが84歳の時の作品だ。

全部聴くと眠くなるという方がもしもいたら『夕映の中で』だけでも聴いてみると良いと思う。

最初の3つは、
ヘルマン・ヘッセの詩に曲を付けたもの。

第4曲『夕映えの中で(Im Abendrot)』は、
ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフの詩に曲を付けている。

B面は、
6曲の歌曲。

ゴットフリートアウグストビュルガーの詩に曲を付けた、
Op.43-2『母親の自慢(Muttertandelei)』。

リヒャルト・デーメルの詩に曲を付けた、
Op.49-1『森の喜び(Waldseligkeit)』。

ヘルマン・フォン・ギルムの詩に曲を付けた、
Op.10-1『献呈(Zueignung)』。

オットー・ジュリアス・ビアバウムの詩に曲を付けた、
Op.48-1『親しき幻(Freundliche Vision)』。

ハインリヒ・ハイネの詩に曲を付けた、
Op.56-6『東方の聖なる三博士(Die Heiligen Drei Könige)』。

いずれも、
さすが『ドイツ・リート(歌曲)の女王』と言われるだけの素晴らしいパフォーマンスだ。

♫ Four Last Songs & Five Other Songs with Orchestra

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