リヒャルト・シュトラウスの『交響詩「ドン・キホーテ」』

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9曲目は5枚のレコード

村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』で流れる音たち、
9曲目はリヒャルト・シュトラウス7曲の交響詩のうち6番目の作品『交響詩「ドン・キホーテ」』。

副題は『大管弦楽のための騎士的な性格の主題による幻想的変奏曲』で、
もちろんミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に基づいた曲。

ここでは、
5枚のレコードが紹介されている。

  • クレメンス・ウラウス(Clemens Krauss)指揮
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • ジョージ・セル(George Szell)
    クリーブランド管弦楽団
  • ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ※1965年
  • ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ※1975年
  • ロリン・マゼール(Lorin Maazel)
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

構成

副題の通り、
序奏~主題に始まって終曲で終わるまでに10の変奏曲で構成されている。

序奏:ドン・キホーテは狂気におちいる
ドン・キホーテの主題
サンチョ・パンサの主題
第1変奏:出発、風車の冒険
第2変奏:羊に対する冒険
第3変奏:サンチョの望み、話と金言の口ぶり、
    彼等が征服すべき夢の国についてのドン・キホーテの物語
第4変奏:行列への冒険
第5変奏:木陰で木に寄り掛かり、
    寝もやらずドルシネアのことを思うドン・キホーテ
第6変奏:ドルシネア
第7変奏:ドン・キホーテの空中騎行
第8変奏:船出
第9変奏:托鉢僧への攻撃
第10変奏:決闘と故郷
終曲

クレメンス・ウラウス

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リヒャルト・ストラウスとはオペラ『アラベラ』『平和の日』『ダナエの愛』『カプリッチョ』の初演を指揮していて、
後に『カプリッチョ』の台本も執筆したりと縁が深い。

ウィーン・フィルが新年に演奏するニュー・イヤー・コンサートの始まりは、
このクレメンス・クラウスだったらしい。

ウィーンとベルリンとミュンヘンという、
ドイツ圏の三大歌劇場の総監督をすべて歴任。

ウィーン・フィルの正式な首席指揮者としては、
最後でもある。

緻密で緊迫感のある早目のテンポで進んでいく演奏は、
確かに『最後のウィーンの巨匠』と言われるだけのことはある。

チェロは、
ピエール・フルニエ

ジョージ・セル

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ここでもチェロは、
ピエール・フルニエ

ヘルベルト・フォン・カラヤン1965年

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ここでもチェロは、
またもやピエール・フルニエ

ヘルベルト・フォン・カラヤン1975年

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ロストロポーヴィチとの1975年盤は、
YouTubeではあったんだけれどSpotifyでは残念ながらテーマしか見つからず。

ロリン・マゼール

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ウィーン・フィルとのものは見つからず、
バイエルン放送交響楽団のものを代わりに。

チェロは、
スティーヴン・イッサーリス。

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