モーツァルトのピアノ・ソナタ

ピアノ

1度は飽きちゃうモーツァルト

モーツァルトのピアノ・ソナタは美しくチャーミングだが、正直なところさすがに聴き飽きた。

村上春樹-一人称単数-謝肉祭(Carnaval)P162

確かにモーツァルトの作品は、
1度は聴き飽きてしまうのかもしれない。

実際、
昔はよく聴いたし嫌いじゃあなかった。

でもやがて、
何だか軽いよなとか思ったりして飽きて聴かなくなる。

ただ年齢を重ねて改めて聴くと、
実は深いなあなんて逆のことを思ってやはり良いじゃんとなる。

ずっと飽きずに聴いている作曲家もいれば、
時間を置いてまた好きになる作曲家もいる。

そしてそれは人それぞれ違うわけで、
好みの問題は他人がどうこう言うことではないのだ。

まあおせっかいな輩も存在するけど、
可哀そうだと許してやり過ごせば良い。

モーツァルトのピアノ・ソナタ

ところで、
モーツァルトのピアノ・ソナタの完成作品は全部で18曲。

それ以外にも、
断片や紛失したものなどもいくつかある。

正直、
ピアノ・ソナタは聴き飽きるほど聴いてきたわけではない。

なので、
どれか選ぶのはなかなか難しい。

グレン・グールドのモーツアルト

そんな中で、
初めて聴いた時にちょっと衝撃だったのがこの演奏(であって曲ではない)。

グレン・グールドの、
モーツアルトのピアノ・ソナタ全集だ。

その中から、
ピアノ・ソナタイ短調 K. 310 (300d)。

・第1楽章 アレグロ・マエストーソ
     イ短調 4分の4拍子 ソナタ形式
・第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・エスプレッシオーネ
     ヘ長調 4分の3拍子 ソナタ形式
・第3楽章 プレスト
     イ短調 4分の2拍子 ロンド形式

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