村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編』始まりの音楽 – Firefly

納屋を焼く

5つの短編

1984年に出された『螢・納屋を焼く・その他の短編』には、
5つの作品が収められている。

・螢
・納屋を焼く
・踊る小人
・めくらやなぎと眠る女
・三つのドイツ幻想

1作目の『螢』は、
後に『ノルウェイの森』の第2・3章の下敷きになった作品だね。

ウィリアム・フォークナーの短編にも、
同じ『Barn Burning(納屋を焼く)』という短編がある。

実際作品中には、
『フォークナーの短編集を読んでいた』という部分がある。

ただ同短編を読んだことがないと後に否定され、
『村上春樹全作品 1979~1989』では『週刊誌を三冊』に替わっている。

3作目の『踊る小人』の主人公の『僕』は、
象を作る工場に勤めている。

この短編集の前年に出版された『象工場のハッピーエンド』のなかの作品、
『A DAY in THE LIFE』でも象工場が登場している。

4作目の『めくらやなぎと眠る女』は、
最初『文學界』に掲載された後にこの短編集に収められた。

その後、
『村上春樹全作品 1979〜1989』にも収録されている。

そして再び『文學界』に掲載されて、
今度は『レキシントンの幽霊』に大幅に短くなって収められている。

その際にはタイトルも『めくらやなぎと眠る女』と、
2つを別物ののようにする為か『、』を入れている。

最後の『三つのドイツ幻想』は
3つの章で構成されている。

『冬の博物館としてのポルノグラフィー』、『ヘルマン・ゲーリング要塞 1983』、
『ヘルWの空中庭園』の3つだ。

雑誌『ブルータス』のドイツ特集号の為に書いたみたいだけど、
いかにもというのを書きたくなくての内容らしい。

Uriah Heep – Firefly

まあそんなわけで、
スタートの曲はコレ。

1977年ユーライア・ヒープのアルバム『Firefly』から、
タイトル・チューンだ。


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